TIMERの宿 薪料理&アンプラグド
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  • " 薪の宿から"

- 2017年12月着工開始 -

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- 雨水のこと -

屋根の面積が広いため恐ろしいほどの雨が溜まる。
でも未だいかしきれていない。
洗濯機の横にも甕で雨水を貯めてはいるが、、、
雨の降りかたが以前とは異なり、
全く降らない日が続いたかと思うとスコールのような激しい雨が降り続く。
これでは余程大きなタンクがない限り、水が腐る方が早い。
冬場は腐らないとしても
水が冷たいから太陽熱温水器のお湯を洗濯には使ってしまう。
今後の目標はこのタンクに溜まった水をトイレのタンクに持っていくことだ。
流すだけなら少々腐っていても構わない。

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- 壁の断熱材 -

版築以外の壁の断熱材は廃棄される古畳を入れています。
糸を解くと随分圧縮されているのがわかる、
自然素材である藁の畳を断熱材に使えばさぞ気持ちが良いだろう。
断熱効果があるかは半信半疑のまま入れましたが、
予想以上に暖かく夏場も家が呼吸している感じでベニヤ一枚の去年よりも
建物内は暑くなりませんでした。
自然素材に囲まれている生活は幸せだと思う。
鋸でサイズに合わせて畳を切るのが大変だったようです。
​

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- 建築のこと -

ここTIMERの宿は野菜料理と建物が売りだ。
いつか建物のことを纏めたいと思っていたら、
2年の月日が経ってしまった。
私たちの要望はエネルギーも自給したい、
それを可能にする建物を建ててほしい、
設計してくれたのは建築巧房の高木さん。
下記図面は何十枚、何百枚と書き換えられた内の1つ。
机上の空論で終わるかは建てて生活してみないと分からない設計だ。
風土を知らずして建てようとしているんだから。
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- 柵のないデッキ -

包丁しか持ったことのない人が
手鋸で素晴らしいデッキを造った。

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- 3枚のソーラーパネル -

3枚のソーラーパネルでの生活
我が家で使う電気は、
2槽式洗濯機の脱水、PCや携帯、デジカメの充電、3つの照明、
と
合併浄化槽のブロワー
このブロワーが3枚のソーラパネルで発電したほぼ全ての電気を
使ってしまう。予電力で充電などしている感じです。

熱を出すものは電力を多く使い、
脱水や扇風機など回すだけのものは少ない電力ですむ。
電子レンジや電磁調理器で加熱したものは全く温かいと感じない。
電気を食べているようで気持ち悪い。
薪に比べるとガスでも直ぐに冷めると感じ物足りなくなってきているが、
レンジはやめた方がいいと思う。

#薪で料理する #オフグリッド生活 #面白い建築の宿 #セルフビルド #オフグリッドソーラー #ソーラーパネル
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- 壁のこと -

隙間風が入り去年は寒かった。
お父さんが扉に板を張ると2重壁になり断熱効果あり!
暖かくなりました。

こんなに簡単にできるのなら他の場所もした方がいいな。

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- FUJISOL -

我が家自慢の品だ。
​夏は湯気が立ち上るほど高温になり、
氷点下や曇天時が続く日でも40度を保つこの温水器

冬場の手洗いの洗濯
皿洗い、200Lの容量ではありますが、助けられています。

いつの日か露天風呂用に購入したい、薪の負担が随分減るだろう。

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- 薪ストーブのこと -

料理はこの薪ストーブとケンゴマンさんのロケットストーブでしています。
煙突を壁から出す場合は不燃材を使わなければならならないため、
レンガや石を積んだりもしますが、
ここでは学んだ版築工法で壁を作り防火しています。

しかし薪の火力は強い、過信は禁物だ
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- 自宅のお風呂のこと -

自宅は五右衛門風呂だが、
まだ焚き口は作っておらず太陽熱温水器からのお湯で夏場は入っている。

焚き口が完成した暁には、風呂を焚き始めると韓国式の床暖房ことオンドルの効果が得られる、これも斜面を活かした設計になっている。
建物の最上部には太くて立派な煙突が伸びている。

試しに燃やしてみたことがある、煙が様々な所から逃げ火災報知器が
延々と鳴り続け精神不安定になりながらも

焚き続けたら、煙突から煙が上がった。感動。。。
これしきの時間では、お湯は全く湧かなかったが達成感、涙
いつの日かレンガを積む日が来るのだろうか。
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- 土間のこと -

客室と自宅の間に土間キッチンがある。
お客様の料理もここからだし、家族の食卓にもなる共有の場所。
いつもドアは開けっ放しで、
ヤギが野菜を盗み食いに来るし、ネコも魚を狙いに来る、

夏はコオロギがあちらこちらで鳴く、トカゲが隠れていたり、
様々な生物が出入りしても何故か穏やかでいられるのは何故。
ここの土間もワークショップで皆で土を叩いて固めた三和土です。
三和土の良さをあげてみたくなる。

埃が立ちにくい
子どもがこぼしても気にならない
足が疲れない
調湿効果があり腐りにくい
薪ストーブが置ける
様々な作業が可能
不燃材
土間を拠点にしていると、常に靴を履いている
自然と外へと導かれる生活になる。

実家に帰り靴を脱ぐ生活は
外に行くのが億劫になった、

そして全くお腹が空かなかった。
活動量の違いもあるんだな、土間がいい。
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追加の屋根

北村さんと一緒に屋根をつけました。
これで雨の日でも洗いものが置けるし、調理もでき、生活が楽になった。
こういうことを一緒に考えてくれる大工さんは北村さんしか知らない。
温室の夢も膨らむ
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- 露天風呂 -

太鼓大工の北村さんと志円君(ケンゴマンさんの息子)が建てた露天風呂小屋
段々畑、突風の心配などを考慮に入れ屋根の重心をどちらに置くか決め、
浴槽に入りながら外が眺めれるよう屋根を高くしてくれた。
高所作業を物ともせず梯子に登り、若干20歳の志円君と北村さんが
木槌で柱を打つ姿かっこよかったな。
北村さんチームは廃材や古材を使い、曲がった古い釘も真っ直ぐにしまた使う。
自然と人にも優しい野菜好きの大工チームだ。
​

- 版築工法の壁 -

法隆寺や万里の長城にも使われている工法
材料費ただ、と言っても作業はきつく、
作業は2−3時間が限度だ。
ワークショップ形式で総勢80名の手がかかっている。
突き固める工法のため力のある人は盛り上がっていたり、
石が入っていたり様々だ。
幸いにしてここの土地が粘土質の赤土だったため少量のセメントで済んだ。
経験から極力セメントを減らす割合で調合してくれた左官の田崎さんに感謝だ。
今後の経過が楽しみだ。

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- 土壁のこと -

土壁に土で斜め盛りをしている。 これが断熱効果をアップさせた。
 穴蔵のように、上まで土を覆う設計の予定だが、、、、
土掘るだけでも大変なのに、それをスコップで叩いて固める作業、、、
 セルフビルドと言われても、きつすぎます。 
氷河期が来た時思い出すためにここに記しておく。 
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-  竹細工 -​

オフグリッド生活も1年半が経過した。
配線むき出しだったが、新建築の雑誌の載るということで竹で隠してみた。
素人ですいません。
竹はたくさんあるから仲良く付き合っていきたい。
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- 薪風呂と断熱材 -

薪の露天風呂は最高です。
風呂嫌いの私が大の風呂好きになりました。
冬の寒い日は特に温かさを感じます。
木風呂、銅製の風呂釜、九州は軟水?、薪の効力、
どれが当てはまるのか全てなのかわかりませんが、
兎に角、湯が柔らかくなり、身体の細胞を壊さず芯を温める感覚、
逆上せないんですよね。
薪で調理された野菜も煮崩れしない、そして温かさが持続する。
この時期でも夕方焚いた湯が朝まで温かいんです。
薪風呂に入り、薪料理を食べる、薪生活は寒さ知らず病気知らずです。
あっ風呂桶と風呂釜を通すパイプに高温に耐えうる断熱材と竹を巻いたら
とても早く湯が沸くようになりました。

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- 天井のこと -

この建築物の1番の見所は天井だ。
1番高い所で優に4mは超える天井、
まるで教会のようだと思った。
全フロアにある回転扉を開け放すと
熱い空気が最上階へ抜ける設計になっている。

真夏でも天井が高いので立ち上がると
頭が暑くてクラクラするなんてことがない。

冬は登り窯風になっているため客室の薪ストーブで暖められ漏れた熱が
最上階の自宅に入りこちらも暖かい。

1番の自慢は、
天井のトップが透明になっていて障子を通して
自然光が入ってくる設計だ。

障子張りはセルフビルドだったためまだ貼ってない時は問題ない
明るさで過ごしたが室内で日焼けした。

造園用の梯子でお父さんが命がけで障子を貼ると、
なんと光が拡散してより明るくなった

しかも本物の自然光は目に優しい。
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- 排水のこと -

洗濯の排水を気持ちよく流したいとの想いから池を作った。
今ではカエル、やご、そしてそれらを狙った蛇まで出てくるよになった。
生き物が生息することが自分へのご褒美のようなものでこれら生物から褒められている気分になる。
排水の行き先、池の質が自分の生活の指標にもなっている。

いつの間にか、お父さんがクレソンを浮かばしているぞ。
こりゃ頑張らねば。
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