新建築2月号に掲載されることになり、カメラマンさんが入った。
初めての冬を振り返る。 床は剥き出しのコンクリート、 壁はベニヤ一枚、 1年目は自然の音や空気を感じる外のような家だった。 冬暖かく夏涼しい家を目指し、 版築以外の壁は廃棄される畳を断熱材として壁に入れ土壁で覆う。 そして更に斜め盛りで壁を強化した。 コンクリの床も廃棄される畳を置き暖かくなった。 畳にスリッパは御法度だが、なくても寒くないんだと改めて畳の良さを実感する。 今年も残すとこ5日、自宅内に暖を置く必要がないくらい室内が暖かい。 去年とは全く違う。 ここの建物は登り窯のように傾斜地に傾れるように立っているおかげもあり 客室内で焚かれた薪ストーブの熱が、4階建の平家の4階部分にあたる自宅へも暖かい空気が上がってくる。 2階部分の台所で料理をするとこれまた上も温まる構造だ。 僻地にでも来たかのような錯覚を覚えるここら一帯の土地はマジックだ。 標高たったの70m、最寄りの駅は歩いて10分。 薪ストーブと湯たんぽで幸せを感じる暖かさになった。
コメント
二十歳の学生さん2人が小倉からバス電車を乗り継いで来てくれた。
私、おばさんになりました、若い子が好き♡ 良く笑うし、何するにしても楽しそうだし。 しかーし!!!ジェネレーションギャ=====ップ 。。。 お父さんの憧れでもあり、いつか掲載を夢見ている雑誌”BRUTUS”や”CASA”を若い子は知らないんです。 活字離れしているとは聞いていたけど、、、雑誌までかーーー。 お父さんの夢が叶ってTIMERの宿が載っても若い子は見てくれなーーーーーーい。 雑誌ならインスタの雑誌のようなものを読むらしい。 時代の先端を歩いていると勘違いしていた若き頃、 ブランドの趣向が違うだけで、おばさん趣味だなーなんて心の中で思っていた20代の頃の私。 今では私がいけてない。。。 SNSに本腰なんて入れたく無い!と常日頃から思っておりますが、 インスタ を見たと言って若い子が来てくれて、 とてもいい子ばかり、こうなったら本腰入れるしかないな。 私事ですが、高校生の時から色々なアルバイトをしてきました、その数なんと60種。 インテリアの専門学校を3年間通い、最後課題提出1つを残し、卒業証書をもらえなかったけど卒業式は普通に皆でお祝いした。 20年経った今、学歴も経歴も大したことないよなと思う。 私の使命は居心地の良い空気を創ること。 空間の中に私たちの気持ちを入れた空気間、うまく言えないな、、、 ドアを感じさせないドアが本当に素晴らしいドアだと言われるように、 泊まった人たちにはそんな風に感じて欲しい。 インテリア、空間を創ることが私の使命と分かった今、 専門学校も無駄ではなかったかもしれないけど、 それはただの自分の助けになるアイテムのようなもの。 文系の大学に通うお二人は将来を夢見ていた。 自分のアイテムとなる言語を通した仕事に就き、自分の成長のために一生懸命働くことが大事だと思う。 一生懸命は人を感動させるから。 山野さん、諒戸くん、今日きてくれた2人の中村さん 若い人たちが一生懸命考え前に進もうとしている姿に私は感動を覚える。 日が沈み、不安が押し寄せる時間に今日のお客様は来られた。 人を和ませるMIKAIさんの音楽に今日もまた助けられました。 これゃすごい!
池田さんの書に惚れ込んでいる私でありますが、その5歳の息子さんの”ほし”に度胆を抜かれました。 愛らしさが残る、力強い、愛溢れる書に本当に感激した。 池田さんや元気な書のまーさんを受け継いでる感じだ。 私に無いものをたくさん持ち、羨ましくもあり尊敬する池田さん 人柄が書に現れる、池田さんの書が好きだ! ヨガ教室に通いはじめた。
お月謝制が大人の習い事のようでとても気に入っている。 特に何も無い日でも家にいるのが好きで、ヨガも自分でやれれば外に出なくて済むなんて思っていた怠け者が、 ヨガが楽しみで自転車をかっ飛ばして向かっている。 ヨガの後は体が軽く、変速も落とさずにグイグイ坂を登り帰る、 腹が減ったのでばくばくと食べ、置いてあったワインをガブガブ飲む。 不健康かもしれないけど、兎に角身体が動くようになる。 チャクラも開き、紫の物体が見えた。 集中、瞑想、呼吸、身体の声、、、色々ありますね。 ”1年の疲れをTIMERの宿で癒し、新しい年を迎える” なかなか年末が埋まらないとぼやいてたら、ヨガの先生がそんなことを言ってくれた。 2019年も残すとこ僅かですが、今年のお客様に精一杯頑張ろうと思う。 抱負はやめて今年から今年の反省にしようと決めていたが、抱負が思いついてしまった。 ”怒らない” が抱負です。 初夢より早く撤回しそうだ。 久しぶりに名古屋へ帰省します。
佐賀は住みやすく名古屋に比べ人も時間もゆっくりと流れているせいか、 名古屋の家族がこちらに遊びに来ることが多く3年ぶり?4年ぶり? 兎に角久しぶりに帰る。 九州では名古屋の評判は悪く特に食に関してはほとんどの人が一言ありそうな顔をする。 父は長崎大村市出身、母は愛知県津島市出身ということもあるのか、生まれも育ちも名古屋ですが、怪訝な顔をされるような食生活ではなかった気がする。 でも佐賀と違うところは、出汁はカツオ節でとることが多いということ。 合わせ味噌で育ちましたが、年を重ねた今カツオの効いた出汁に八丁味噌で溶いた味噌汁は美味そうだなと思う。 望郷の念はあまり感じない達、でもこの頃想う、あの独特な文化と人柄、ガチャガチャした町に今一度揉まれてみたいと。 子ども2人を連れてどこに行こうか。 大須観音、熱田神宮、きしめん、エビフライ、スケート、モーニング、高校の時先生が勧めた肉まんではない豚まん、 礼服もデパートで見てみよう、鳴海駅前の銭湯がまだ営業していたら久しぶりに行きたいものだ。 一社の駅前にオーガニックストアーができたとお客さんが言ってたな。 飛行機、フェリー、キャンピングカー、18切符、何れで行こうか悩んだけれど、結局新幹線にした。 あー楽しみだ。 小学生に向けそろそろ起床時間を早めるようにと尻を叩く。
園のバスが9時に来る。 起床6時となると3時間ある。 長いよね、寒いし。 でも今日の息子はすばらしかっった。 ゆっくり食事をした後、ナイフで鉛筆を削り、運動会かけっこ1位目標にヤギと駆け回っていたら時間がきた。 移ろいゆく季節を感じながら入学式を迎えたい。 枝葉=珈琲豆の焙煎
けむってんなー、少しいじめ過ぎたかな。 日々是夢中だ 何故こういう生活を?と先日もお客様に聞かれた。 娘が初めてこの質問に応えた。 ”家族と一緒にいたかったんでしょ! 嬉しい、理解してくれている。 根っこなると部分は 家族と共にある生活がしたい 幹となる部分は TIMERの宿と共に自由のために自立すること 枝となる部分は 日々の積み重ね 実となる部分は 何もまだ実っていないかもしれない、でも実らすために挑戦し続けたい。 大して何もやってねーじゃん! とお父さんに言われそう、笑 。。。 枝葉=珈琲豆の焙煎
けむってんなー、少しいじめ過ぎたかな。 日々是夢中だ 何故こういう生活を?と先日もお客様に聞かれた。 娘が初めてこの質問に応えた。 ”家族と一緒にいたかったんでしょ! 嬉しい、理解してくれている。 根っこなると部分は 家族と共にある生活がしたい 幹となる部分は TIMERの宿と共に自由のために自立すること 枝となる部分は 日々の積み重ね 実となる部分は 何もまだ実っていないかもしれない、でも実らすために挑戦し続けたい。 大して何もやってねーじゃん! とお父さんに言われそう、笑 。。。 名古屋出身の私ですが、九州では良いイメージを持っている人が少なく
出身地の話になると肩身の狭い思いをすることが多々ありますが、 今日お越し頂いたのは岐阜出身の方。 心置き無くお話ができ嬉しかった。 7分間で勝負を決めなければならないお仕事をされている彼女、 時計を見て残り1分あればホッとし、その1分間でいくつかの仕事をこなすことができるらしい。 コーヒーを蒸らす時間が1分、私はいつもその1分間ただうろうろしているだけ。 色んな仕事があり、様々な時間の感覚があるな。 旧知の友を連れてきてくれたのが、佐賀時代からの友人だ。 こういうパターンはとても嬉しい、うちを信用してくれていると感じるから。 そして、とても軽装で来てくれた。 最近では寒さの心配ばかりされるで、嬉しかった、ありがとう!!! 迷うことなくペアで薪風呂に入る関係いいな。 齢を重ねて想う、仲間が人生を豊かにする。 いつかセントレアで! & 大事な友人と一緒に来てくれてありがとう! 福岡の捏製作所さん、京都からは炭マスターである焼き鳥のにし野さん
あいみちゃん、大阪からは燗の美穂さん、今回は単独、、、かなちゃんそんなに寒くないぞー!むしろ身体が温まっていく感覚が気持ち良い。 そしてbonリッキー突然の乱入、有田からは川久保農園、kasaneさん。 けいさんの入れる熱燗がうまい、美しい。 あいみちゃんのローフード話楽しかった。 間近で見れたにし野ご夫妻の鶏さばき、そして炭使い学びがありました。 みほさんの笑顔、きっと愛されている店なんだと想像しちゃう。 あっちゃんラーメン最高でした!19を可愛がってくれてありがとう。 リッキーいつもありがとう!そして寒くてごめん。 川久保さん翌日のカツオのサラダ、葉っぱと花最高に光ってたよ。 Kasaneさんの料理も食べたいな。 薪風呂から始まるばかキャンプが、毎年恒例になることを願ってます。 みなさんわざわざ来てくださってありがとうございます! ROYさんがまた来てくれた。ここ有田に移ってからは2度目、 佐賀に居た時からだと何度目だろうか、、、 数えなくてもいいかっ、と思えるほど来てくれて、そしてまたきっと来てくれる。 私の唯一のカリフォルニアでのアメリカ人の友人のROYさんとの 出会いは陶芸スタジオ、 彼はいつも自転車で1時間半かけてスタジオに来て、 ベジーサンドウィッチを食べ、ほとんど口を開くことなく、 夜中まで轆轤を回していた。 いつもサンダル、暑い時は靴下を脱ぎ、冷え込んできたら靴下を履く、調整は靴下。 ジーンズ2着を着まわし、 パタゴニアのリュックのファスナーが壊れれば修理に出す。 装いはカジュアルだけど、美しい姿勢で食事をする。 そんな彼から中身が大事だと教わった。 オーガニックで思想家である彼は、 正に佐久間裕美子さんが書かれた”ヒップな生活革命”に出てくるヒップなアメリカ人だ。 振り返ってみると、ROYさんを始めとするヒップな人たちから たくさんの影響を受け、自分の理想とする生き方のビジョンがカリフォルニアで構成されていたように思う。 65歳のROYさんですが、薪になる山盛りの背板を鋸で完璧なサイズに切ってくれたり、子どもとトランプしてくれたり、自転車で出かけたり、 ヤギのように温厚で空気のような存在です。 やっぱアメリカ人体力あるなー。 なんて思っていた嵐の晩、ヤギは大丈夫かなとお父さんが避難してるであろう テラス下に行くと、ミャーミャー猫のような声がするからのぞいてみたら ヤギの赤ちゃんが産まれてたーーー!と駆け上がってきた。 慌ててみんなで行くと スター(ホームとランの2匹の子ヤギのうちの片方)が子ヤギを舐めてあげてるではないか、なんという親子愛と驚いていたら、スターのお尻から産んだ形跡が残ってる。 えぇぇぇ====???? スター赤ちゃんいたの??? 誰に教わったわけでなくも立派にお母さんしています。 ついこの間まで子ヤギだったスターがお母さんになってしまったこと、 寂しさはありますが、生命の誕生は言葉には表せない程の感動です。 ランちゃんも雨の日を選んでムーンとスターを産んだ。 外敵から赤ちゃんを守るなど敢えて選んでいるのかなー。 翌日は穏やかな日になり、元気よくメーメー鳴いています。 暫くはヤギ家族は脱走しないだろう。 その間に柵強化しなくっちゃ。 あーーーー雨が降ってきたよー。
東京からのお客様が宿泊される日だというのに。 宿を始めてから1年と半、天候にだけは恵まれ台風でのキャンセルは除いて、 予約を頂いている日は雨予報がはずれたり、梅雨入りI晴れだったりと、 天気も味方してくれるおかげで満足して帰って頂くことができた。 が、今日は到着時間が近づくに連れ雨が強くなり、雷まで鳴り出した。 気温は高く冷たい雨ではないけれど、薪ストーブをつけお出迎えすることにした。 ご到着後、湯たんぽを乗せた薪ストーブを見て安心されたご様子。 お話をお聞きすると、旅の途中エアコンで喉を痛めたそう。 咳に効くお料理をシェフにお願いし、薪のお風呂を沸かし始める。 薪の暖かさとキャンドルの灯火と共に、雨音と稲妻ピカッ! 美しいが、空が広いとよく見えるから怖い~~~。 勿論星が見える透き通った夜に越したことない、 でもこの日しかない非日常的な体験をしていただけたらと思う。 そんなことを考えていたら、ヤギが産まれてたーーー!!! 非日常だーーー お帰りの際、料理と空間、雨も味方してくれて喉が大分良くなったとお礼を言われる。 露天風呂が不安だったけど、こんなに温まるものなんだと驚かれていた。 そうなんです、薪で料理し、薪風呂に入り、薪ストーブの空間で薪で調理された薪料理を体に入れる。 ほんと暖かいんです。 冬が以前よりも好きになりました。 冬のタイマーの宿、オススメです。 みなさん山奥ではないですよ~~~~。 K様、またお越しくださいませ。またミャンマーや神戸のお話も聞きたいです。 次は快晴を祈り、お待ちしております。 ありがとうございます。 |