竹で鶏の柵を作る
笹竹が伸び、増え大変なことに。 切るのはいいけど、その後どうしようかと。 行き先を決めてから切りたい。 竹は数十年置いてても変化しないらしい、ということは、建材に最適! ニワトリの柵を高くしても高くしてもその上を飛び脱走、正にイタチごっこ。 身体能力の高い我が家の鶏が脱走できないということは、外敵も入ってこれない、と思い頑張る。 2-3㍍の竹を柵に。 地道な作業だけど、切ったものが使われていくのは気持ちいーもんです。 動物に、季節に、自然に合わせ、そこにあるものを移動するだけ、 お金は生まれないけど、食べ物は生まれる 結局はぐるぐる回してるだけ、ぐるぐる回すために広い土地が必要。 持ちつ持たれつの関係、私が差し出せるのは原木椎茸と青色の卵だけ 自分の働きを持ちつに入れたいけど、 人と働くのが苦手で今まで一人の仕事を選んできたから、上手く誰かと働けない、 人との繋がり、夫と共に自営業歴20年 人との繋がりで今まで食べてこれたこと、これも持ちつ持たれつの関係。 でも私は無償の関係、無益の関係で人と付き合っていきたいと思い、 商売から手を引かせてもらった。 目の前の人をそのまま見つめたいと思ったから。 お父さんには悪いけど、お金から離れた所で 人との関係をこれこら作っていく。 そして自給自足まっしぐら させてもらう。 私が差し出せる物は原木椎茸と青色の卵、それと、米と芋とたくあんと果物と、、、 って増やしていきたい。 いつの日かこの空間を差し出せれば、、 今は無理だ ある人が私に言った、 ここの土地が3人目の子どもなのねって。 人間四つ、ヤギ四つ、鶏三つ、犬一つ、 総勢12の生き物と1500坪の大地を育てていくことで精一杯だ。 お父さんの帰りが今日は遅い、
3人でお風呂の後ご飯にすることに。 今日は一人一人お風呂に入ることに、 最後の娘がお風呂からあがり、 さぁご飯という時に、 娘、お父さんお風呂入らないよね? 私、入るよっ! 娘、えっ薪追加してないから多分ぬるくなる 私、えーーー薪入れてくるから先に食べてて 5分後、火消えてなかったから間に合ったよー と戻ると2人とも食べずに待ってくれていた。 お父さんが少ししてから帰り、ご飯を済ませお風呂へ、 サイコーの風呂でした! お陰で疲れが取れたー! と戻ってきた、みんな聞こえてる。 何も言わなくても子どもは理解している。 暇な時にYouTubeを子供たちと観るんだけど、 食パンのオススメの食べ方~みたいな番組を観てたら、やはり子どもら食べたくなるもの、 早速、息子玉子チェック! ないっ! すかさずニワトリ小屋へ向かう、 しょんぼりして帰ってきたかと思うと、 産卵箱の中で座ってたから取れなかったーって。 強欲な息子でも健気にタマゴを温めるニワトリを邪気にはできないんだなーと、 ほっとした日でありました。 我が家の自宅側は暖かいと実感
壁に窓はなし、断熱は斜め盛りと薪置き場のお陰。 子どもらは寒いと言いながらも薪ストーブなしで宿題をしている。 客室側は全面ガラスのため寒い、薪ストーブを焚いても暖めきれない。 結局は真ん中の土間キッチンの時計型ストーブが集いの場所となり、冬はほぼここにいる。 ニワトリは寒さには強く大丈夫そう、 ヤギの様子を見に行くと小屋の床下に潜り昨夜は過ごした様子。 始めてみる光景だった。 よっぽど寒い時は土の上なんだなー。 草食べに出そうか迷ったけど、隣の森の木を剪定がてら枝ごとやることにした。 草凍ってるからお腹壊しそうだなーと思って。 剪定はスッキリして気持ち良い作業、どんどん切っていく、 これでヤギも今日は出せと言わないだろう、祈。 残るはサニー 犬は雪が好きですねー。 駆け回り遊んだ後は薪ストーブの前でずっと寝てる、羨ましい。。。 家の前の道路が凍てつき、息子も私もすってんころりん。 下り坂だから結構怖い、笑 息子の焦りの顔に笑ってしまった。 他はほとんど溶けているけど車だせないから缶詰め状態。 サニーの散歩はこんな時のために、下から道路に出れる道を作っておきました。 アスファルトは滑るけど、草や土の上は滑らないんだなー。 寒くなる前に鳥小屋も作った、道もある、薪は残り少なくなってきたけどまだある、 雨水タンクは凍ってしまっているけど水はある、太陽光パネルの雪掻きもした、 薪風呂サイコーだ、缶詰め状態この上なく幸せです! 若かれし頃、
究極のカレーを作るために、名古屋の老舗カレー屋で働き、作り作り作り続け、 カリフォルニアに住んでいた時に完成し宅配カレー屋を開業。 その後、カレーの匂いに酔うようになりカレー作りはやめた。 お客様の要望でお父さんの代わりに私がカレーを作ることもあったが、 子どもに本気のカレーを食べさせたことがかい。 いつもお客様優先だったから。 気合いのカレー、なんて言うかな。。。。 突然の来客、話してたら玉ねぎ焦がした。。。 薪は待ってくれないのよー 突然ヤギの悲鳴が、、、
とりあえず手に持っていたノコギリと鎌を持ち駆けつける。 段差のある場所で角が首輪に引っかかり宙吊り状態になっている、、、 急いでロープの首輪を切り、間一髪。 横で薪仕事していてよかったー。 もう大丈夫、怖かったねーとヤギを撫でる。 息子が今日頭が痛いと言って寝てる。 治ったらきつかったねー頑張ったねーと撫でてあげようと思う。 動物にはそのままを受け止めてあげれるんだけど、 何故か自分の子供には今を見つめてあげられない。。。 譲り受けた土地から
がっちり食い込まれた石積み、小さめの石で積み上げられた石積み、朽ちた竹、水路、、、 ヤギを連れ草を刈っていくと、そこに根付いていた光輝くものが顔を出し、道が現れる。 その眠っているかのような大地に手を入れることで新芽が出てくる。 更なる輝きを大地に。 軽トラを足代わりに、朝から晩まで、凍える雪の日も休まず畑に行き、着実に精を出す姿勢に 目頭が熱くなる。 娘に話すと、ゆっくりだと体温まらないね。 ほんとそうだよね。 そんな方から譲り受けた土地 土地の者に笑われないよう受け継いでいく。 現在、太陽光パネルで発電し、タイマーの宿(2022年より休業中)家とともにオフグリッド生活をしています。
ある事件をきっかけに決意を固め、2014年7月『 オフグリッド生活』を目標に掲げました。 その事件というのはあまりにも幼稚で恥ずかしく人には言えないのでここには載せません。 それ以降、不必要な電化製品を減らしていくことから始めました。 電気の知識がないものが自家発電に挑戦するには、身の回りの物もシンプルにしなければならないと思ったし、物に溢れる世の中に疑問を持ち始めていたという理由もありました。 最初に手離した電化製品は掃除機でした。 2人目の子どもが産まれた頃でしたので子どもが寝てる間に掃除ができる箒とチリトリは重宝しました。 次にテレビ、 東日本大震災の年のお正月、帰省先の実家でお笑い番組を観て、人を笑わせ元気にさせる芸人さんの姿を見て笑いながら涙しました。 その時テレビも満更悪くないと思いましたが、 私の中では頭を空っぽにしたい時にテレビは観るものでしたので、必要と感じず手離しました。 次に炊飯器、 南部鉄器のご飯鍋で炊いたご飯をお櫃に入れておくと冷めても美味しい。 次に冷蔵庫、 これは中身が入っている状態で突然電源を切りました。 肉や魚や残り物は腐敗し、漬物や果汁は発酵し、ケチャップやマヨネーズなど保存料の入ったものは夏場でも腐りませんでした。 スーパーで買った野菜は腐り、八百屋さんの野菜はただ萎れていくだけでした。 自然栽培も関係しているかもしれませんが、人間も一緒で野菜も温度差に弱いんではないかと思っています。 私も萎れるように死んでいきたいと野菜の姿を見て思います 次に家に元々ついていたエアコンを産廃業者に引き取ってもらいました。 最後まで未練が残り決心がつかなかったのは、トースターとプリンターでした。 順番的に最初の方でもいいと思うのですが・・・ トースターはオーブン料理やパン焼きとして機能していましたが、鉄工所に勤めている義父に超厚手の鉄鍋と蓋を作ってもらい、それでパンやクッキーが作れるようになりました。料理的にりレベルアップしたとは思うのですが、未ださみしく思います。 手放す事をずっと渋っていたのはただ単にトースターという家電製品が好きだったということに気づきました。 最後にプリンター、 これはレストラン営業には必要不可欠でした。 しかし、インク交換やトラブルが起こる度に、餅は餅屋で印刷屋さんに任せたいと思うようになっていきました。 色々考えた末、今までパソコンで保存していたデータを全て印刷し原本として紙で保存、変更が頻繁にでると予想されるものは手書きやスタンプを使うようにしました。それらを印刷屋に持ち込むという方法に変えました。 その都度出向かなければならないので面倒ではありますが、壊れる心配もないし、計画的に運ぶ訓練だとも思っています 減らした分、工夫するといった生活が始まリ、 数字で言えば、築40年の2階建ての一軒家に家族4人という住環境の中、使用電力は月に24kwh(500円前後)まで減らすことができました。 計算上では太陽光パネル1、2枚で生活できると確信しましたが、電気というものの知識がない私には、電力会社に止めて下さいと電話をする勇気はまだありませんでした。 エアコンや車をなくしてから、家にいても暑いので徒歩か自転車、時々交通機関を使い子ども達と出かける生活になりましたが、街は木陰も少なく夏場は限られた場所でしか遊べませんでした。 土を避けアスファルトの道を選んで歩いてきた私でしたが街路樹のある道を選びながら、土と大木のある広場を求めるようになっていきました。 それでもアスファルトに囲まれた環境には変わりはなく、室外機の熱や車の排気ガスの熱が敵に感じられました。 温暖化も進む中、子どものことを考えるとこれ以上ここにいられない、生活を元に戻さなければならないのか、それとももっと他の方法はないのか、選択に迫られていました。 中古ではありますが家も購入し、夫のレストランも軌道に乗り始め、たくさんの温かい常連のお客様に囲まれ家族皆幸せでしたが、物をなくして見えてきたのは、土や太陽や風の有り難み、そして家族と生活を創意工夫する楽しさ、そして絆でした。 選んだ答えは自然が残る広い土地を探すということでした 私の奥深い所で、テレビに映った津波の映像が今も残っていて進むべきだと感じました。 ご縁があり自然が残る広い土地を譲っていただきました。 建築工房の高木氏にアンプラグドで自立した宿というコンセプトでお願いし、 2017年11月工事が始まりました。 パーマカルチャーデザイナーの四井真治さんの”自然に学ぶくらしのデザイン”という子ども向けに書かれた本を私たちの実践書とし、火・水・土をこの土地に合わせどう循環させられるか、環境のことも頭に入れ取り組んでいきました。 その中で水という問題にぶつかりました。 井戸水や雨水利用、雑排水の浄化装置、バイオトイレ、自分たちで浄化し循環させたいという思いがありましたが、 私たちが選んだ土地は近くに民家があり、目の前には田んぼが広がっています。 正しく浄化できるのか、匂いはでないか、未経験のため自信がなく町が管理する合併浄化槽を設置することにしました。 土地選びの際に私たちが出した十の条件の中に『小さな駅が歩いていける距離にある』という一文を入れていました。 山の麓ではなく、民家がある方が安心という理由もあり国道から10分足らずのこの場所を選んだのは私たちでしたから、譲歩が必要な訳です。 それでも、石鹸やシャンプー・リンスを使わない水や、洗剤を使わない雑排水は浄化槽に流さず畑の水やりなどに再利用することを、許してくれるとありがたいと思っています。 水を大量に流せば浄化槽内の微生物が弱くなってしまうし、水も限りある資源だから大切に使っていきたいと思っています。 タイマー発電所までの道のりも険しかったー。 長野県のオフグリッドソーラーさんに必要な電力量を伝え、バッテリーやインバーター、コントローラー、ケーブルを揃えていただきましたが、 そこからは自分との闘い、理解できない説明書と結線図を手に火花散らしながら格闘しました。 ケーブルを焼いてしまったり、集電箱に穴を開けてしまったり、インバーター壊れたり・・・ 根気強く電話対応して下さったオフグリッドソーラーさんに感謝。 万歳三唱するまで4ヶ月という月日が流れましたが、 この時間のおかげで火花も怖れることもなくなり、電気の仕組みも学んだように思います。 職業はヒッピーと言われるテンダーさんの”わがや電力” の本の中に火花を散らすことは発電の醍醐味だ!という言葉がありますが、 この言葉に何度勇気をもらったことか。 『12歳からとりかかる太陽光発電の入門書わがや電力 署テンダー』に感謝!いつかお会いしたい。 太陽光パネル3枚分の電気で生活するということ。 発電させた電気はほぼ合併浄化槽のブロワーに使われ、余電力で携帯電話、デジカメ、インパクトの充電、夏場のDC扇風機、そして洗濯機を動かしています。 その他、電化製品はなく、頭や手を使っています。 洗濯機について。 夏は発電量も多く余電力で2槽式の洗濯機を問題なく動かせていましたが、秋になり元気よく回っていた洗濯機が回らなくなってきました。 2槽式の洗いは、右、左、右、左と逆流を繰り返す動きで洗濯機は頑張って汚れを落としていますが、電流もまた、強く~弱く~、強く~弱く~とリズムよく繰り返さなければなりません。 こんな事を続ければどっちもイカレてしまうと案じ、現在は脱水のみにしています。 でもこれも、始動時にとても電力がいるんです。 余電力が少なく、ツマミを回しても回転速度が上がって来ない時、頑張れー頑張れーと心の中で応援してしまいます。 こんな風に電化製品に向かって応援したのは初めてでしたし電化製品が初めて有能だと思いました。 始めに勢いよく回し後は回転に任せるだけ。 こういう単純な電化製品がいい! 電気がないんですか? じゃー夜はどうするんですか? と電気=照明と思われ、一番心配される明かりについて、 プラグやスイッチのない建物=アンプラグドでお願いしたので電気工事は入っていません。 高木さんの設計は屋根のトップは透明になっており、障子を通して自然光が入ってきます。住み始めた頃、出かける前に照明のスイッチを探すほど明るいんです。 朝太陽の光で目が覚め、陽が沈むにつれ建物内は暗くなり、ソーラーランタンやランプで明かりを灯し、版築壁や漆喰で塗られた壁は一層の温かみが感じ、眠りにつく時には電化製品の音のしない静けさを感じる空間に変わります。身体が本当に癒されます。 太陽光パネル、太陽熱温水器、ソーラーライト、自然光、ソーラーフードドライヤー・・・ 太陽と共にある今の生活 晴れれば心も晴れ 勇気に変わり 曇れば迷う 雨が降れば休み 休むと不安がやって来て太陽を待ち望む 2018年 coba 春に鶏がやられ、卵のない寂しい生活を送ってきた。
近所の方が体調を崩し鶏の世話ができないというので6羽引きとることにした。 とても怯えていて放し飼いにしても直ぐに小屋に戻ってしまう。 う~~~ん ヤギとサニーと共存することが外敵から身を守ることに繋がるんだけど、 直ぐにはうまくいかないな。 時々、浄化目的のお客様が来られる。
宿、自宅と共にオフグリッド生活。(電力会社の送電網を使用していない) 小さな電力で生活していてるため、 いつでも電力をオフにできる。 電磁波過敏症のお客様がおりました。 試しに全ての電力をオフにした所、幾分は弱まったが、 違う種類の磁波を感じるとのこと。。。 きっと携帯電話だと思い、電源を切り反応を伺うと、弱まりはしたがまだ感じる。。。 携帯やネット回線の目に見えない電波が空に無数に飛び交っているんだなーと。 都会を離れ、山に逃げても電柱は追っかけてくる。 電波障害、、、 写真、 宿の明かりは、ソーラーランタンやお手製キャンドル、オイルランプを灯し過ごして頂いています。 |